みにくいドバトの子

鳥に癒やされながら人生を深く考えてアレルギー完治とFIREを目指すブログ

2022年9月 トラリピFX実績 AUD/NZDからの撤退

まず, 今月はEURに絡んだ通貨の決済が非常に多く, 今までで一番決済が多い月でした. 

AUD/NZDを除外した決済益はこちら. 

3通貨の確定利益

一方, AUD/NZDの推移は想定ロスカットレートである1.15を依然として下回っていたものの, 損切りをしました. それにより今月はマイナスになりました. 

損切りした結果

 

 

累計の利益で見ると, 確定損益はプラスであるものの, かなり多くの損失を出しました. 

累計利益

Twitter損切り報告が相次ぐ中, 累計でプラスで逃げられたのは大きかったです. 何年も前からAUD/NZDをやっている人は, AUD/NZDが稼ぎ頭だったため, 膨大な資金を掛けていて, 累計利益を吹き飛ばすほどの損失を出している人もいるようでした. 

 

円安の進み過ぎで1ドル145円まで上昇したり, 株価が下がったりと, 全体的に投資やっている人には厳しい月でした. 

円安対策で為替介入がありましたが, その効果も虚しく, 今では既に145円付近まで戻っています. 

AUD/NZDからの撤退理由

9/26にすべての売りポジションを手放しました. その時点では1.135付近でした. 

短期チャート

その後, 1.15付近まで近づき, ギリギリのところで下がり, また上がり始めているという状況です. トラップの一番上であった1.12からはずいぶんと上にいる状態です. 

10/4にAUの金融政策, 10/5にはNZの金融政策で金利が発表されるので, おそらく一時的には下がると思われます. 

ただ, 私がトラリピをはじめた2022年1月からのチャートを見ると, 毎月上がり続ける事態となっていました. 

中期チャート

7ヶ月連続上昇チャートは, 今回が初めてのようです. 

これまで多くの人の稼ぎ頭として好まれていたこの通貨ペアは, AUとNZの金利発表がいい感じに影響しあって, 上下運動があり, トラリピにちょうどよいとされていました. 

最近の傾向として, "なぜか"金融政策ではチャートにほとんど影響が出ず, 常にAUDが強い状況が見られました. 

一説には, 「円安と関わっている」「株価と関わっている」と言われています. 

あるIndex指標と, AUD/NZDのグラフを並べた記事が以下のサイトにあります. 

 

もし仮にこの記事が正しいのであれば, 今後1.15を超えていくことになります. 

8年近く, 1から1.15の範囲をさまよっていたAUD/NZDは, これまで通りなら1.15を上限にうろうろすることが考えられます. 

しかし, 長期チャートで見ると1.4付近まで来ていたことがあります. 

長期チャート

1から1.15の範囲をさまようようになった理由としては, AUとNZの金利差が逆転したからと言われています. 

今後しばらくは, 金利差がもとに戻ることはないと言われていますが, 金利を無視して上昇を始めた最近の傾向からすると, 1.15の壁を無視して超えてくるおそれがあります. 

複数通貨運用しており, 1.15を超えてもロスカットにはなりませんが, 他の通貨の持てるポジションを圧迫するため, 本来稼げるのにAUD/NZDが邪魔で機会損失となってしまいます. 

それならば, 早めに損切りをして, 開放された資金で損失分を稼いでいくほうがよいです. 

(また, 確定申告前に損失を確定させていたほうが税金的に得というのもあります. )

 

今回の失敗の原因として, 長期チャートで見ると, 下の方に位置している箇所で「売り」を仕掛けていたことです. 長期で見るとむしろ買い注文をするほうが賢明に見えます. 

ここ8年くらいの中期チャートで見たとき, 上半分に売り, 下半分に買いを仕掛けるのが, AUD/NZDのトラリピ世界戦略で紹介されている手法でしたが, しっかりと長期目線で見ることが重要でした. 

長期かつ中期目線で見ると, 下半分の買いだけを仕掛けていたほうが安全と言えます. 

このように, 推奨されている設定でも, 長い目で見て, 安全な方だけを仕掛けるのがよいということです. 

 

USD/CADでも, トラリピに載っている設定は1.2から1.3に買い, 1.3から1.4に売りでした. 

しかし, 長期チャートで見ると, 1.2でも上の方に位置していることがわかります. 

したがって私は1.3から1.4の売りだけを仕掛けています. 

 

今後, AUD/NZDが1.1付近まで戻って来れば損切りしなくてよかったということになりますが, 精神的安定性を優先して, 今後は, CAD/JPY, EUR/JPY, EUR/GBP, USD/CADで運用をしていきたいと思います. 

 

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